MA2+

MA2の暮らしを綴る MA2+プリュス。
東京旅行(3)



いよいよ最後の日、まずは新宿までKlein Dytham architectureのSasao Houseを見に行きました。KDaは、伊藤豊雄事務所で働いていたMark DythamとAstrid Kleinが設立した建築事務所で、個人的に今気になる事務所の一つ。私がこの3日間で唯一見に行ってみたい!!と思っていた建物がこのSasao Houseと代官山のT-siteでした。ちなみに、夫は一日かけて建物探訪に夢中でしたけどもねぇ・・・。
このSasao House、ずっと個人住宅だと思っていたのだけど、実は1階は店舗だし、2,3階は賃貸だった。なので実際その場に立つと、ちょっと残念な事になっていたのだけど(店舗の看板とかねぇ)でも、建物自体は面白くて、なんかかわいくて、やっぱり好きだなーと思いました。



新宿から移動して次は国立まで。
目的はなんといっても「food mood」のクッキー!!



小さいお店で作られるクッキー。写真の箱にぎっしり詰め込んであったのに、帰ってきてから毎日少しずつおやつに食べていたらあっという間になくなりました・・・。今は箱だけ大事に残して何に使おうか検討中。そういえば、京都でも河原町丸太町にオープンしたkitさんで買えるようになるのですよねぇ?!これは嬉しいお知らせ。



国立では、小泉道具店(家具デザイナー小泉誠氏のショップ)にも行きたかったのだけど残念ながら改装中だったので、吉祥寺まで戻ってお昼ご飯を食べる事に。
ちょうど好きな写真家、有賀傑氏の写真展が開催されているということで、お昼は「base cafe」と決めていました。お店の前にはたくさんの花束。よく見ると、三谷龍二さん、伊藤まさこさん、一田憲子さん、それから天然生活編集部等々の名前がありましたよ。さすがです。



お店へと続く階段から写真は展示されていたので、一枚一枚ゆっくり見ていたらなかなかお店の入り口へとたどりつけず。



店内は、有賀さんの写真がたくさんありました。カフェのあちこちに展示された写真は、どれもこれも素朴で、自然で、すぅっと心にはいってくるものばかり。とっても素敵でしたー。



ちなみにお昼ご飯はこちら。蓮根のはさみ揚げ、ラタトゥイユ、玄米ご飯、そしてお味噌汁。写真を眺めながらゆっくりいただきました。吉祥寺に行ったら必ず寄りたいカフェです。



その後は、吉祥寺でお買い物。base cafeと同じビルにある「Roundabout」やその姉妹店の「OUTBOUND」、写真の「サンク吉祥寺店」などへ。吉祥寺は大好きな街。まだまだゆっくりしていたかったなー、というか、一日いれる〜〜!!



こちらは、お茶とお菓子のお店「横尾」。
吉祥寺では必ずここでお茶をいただきます。





なんか独特で好きなんですよねぇ。カフェやら喫茶店やらたくさん他にもあるのだろうけど、なぜかここで休憩してしまいます。お店の大きさといい、席の並び方といい、空間そのものが好きです。





最後は代官山のT-siteへ。建物が見たかったので急ぎ向かいました。
もっと小さい規模だと思っていたのだけど、意外と大きくてびっくり。建物自体も面白かったし、さすが代官山、おっしゃれ〜でした。この建物の奥にはレストランやショップに囲まれた散歩道があって、犬連れの人もたくさんいました。犬もなんだか、おしゃれ・・・。うちと同じ犬種とは思えない!という犬がたくさん。やっぱり代官山はいつ行っても刺激的で魅力的な街です。

今回の東京旅行、とにかくあっという間の3日間でした。
それでも若い頃はあっちもこっちもとお店が閉店するギリギリまで歩き回っていたのに、この歳になるとさすがにそうもいかず。夕方には疲れきってしまうし、3日目はかなりのペースダウン。でも、改めて思ったのは、いつ行っても自分の好きな場所は変わらないし、何回行ってもまた行きたくなるお店があるんだなーという事です。なので、そんな場所やお店がこれからもずっとそのままそこにあり続ける事を祈っています。

というわけで、あいかわらずだだーっと綴った旅日記になりましたが、参考にしてもらえると嬉しいです。
そういえば、今回とても活躍したのが、アプリのMy Map+と乗換えナビ、そしてICカードのSuicaでした。なんと便利な世の中かー!!とつくづく感じましたよ。

Travel in Tokyo 15:00 comments(0)
東京旅行(2)
東京2日目は浅草から。



こちらは吾妻橋からの眺め。スタルクのアサヒビールと並んでそびえ立つスカイツリーの姿に「おおーー!!」と思わず声をあげ、何枚も嬉しがって記念撮影してしまった。今思えばなかなかのおのぼりさんぶり。でも、私はやっぱり東京タワーの方が好きだな〜。こっちはスマートでかっこいいし、きっとイルミネーションもすごいのだろうけど、でも、なんか記憶にあまり残らないなあ・・・というのがほんとのところです。次は、久しぶりに東京タワーに行ってみようかな。あっでもここからの眺めは近代的で、東京来たぞー!という感じがして良かったですよ。



こちらは雷門。あいかわらずすごい人。平日なのに・・・。



こちらは雷門の前に建つ隈研吾氏の浅草文化観光センター。
最上階には展望テラスがあるのだけど、そこからは当然スカイツリーもきれいに見えるし、雷門から浅草寺まで続く仲見世通りも一直線に見えるし、浅草の街を上から眺めることができるなかなか素敵な場所でした。建築に興味のある人は建物を見に足を運ぶのかもしれないけど、そうでない人にはあまり知られていない建物なのかもしれないですねぇ。展望テラスも意外に人も少なくて、穴場スポットでしたよ。



浅草にもちゃあんと私の行きたいお店があります。こちらは「inkyo」。前のお店から移転されてましたがここも素敵でした。浅草はなんだかまだまだおもしろそうな所がたくさんありそうで、今度はもっとゆっくり散策してみたい。そういえば、「itonowa」にも行きたいし、かっぱ橋道具街もうろうろしてみたいなあ〜。なんか、すごいぞ東京〜!!



浅草を後にして向かった先は東京都現代美術館。
「FUTURE BEAUTY 日本ファッションの未来性」という展覧会を観に行きました。
こういう展覧会はやっぱり東京でしか開催されないのが悲しいところなのだけど、運よく観にいくことができてとてもラッキー!



mina perhonenやミントデザインズも並んでいたし、イッセイミヤケのプリーツプリーツやショーの映像も面白かったのだけど、なんといっても会場の入り口にずらーと並ぶコムデギャルソンとヨージヤマモトの黒と白のコレクションは鳥肌ものでした。元々ギャルソンやY’sのデザインは二人とも好きでこれを見たかったというのもあるのかもしれないけど、思った以上にすばらしかったです。あ〜、あれだけまた見たい。関西巡回してくれないかな・・・。



美術館がある場所から少し離れたところにある「ババグーリ」にも行きました。
洋服から生活雑貨に家具まで色々並んでいて、全てが一本の線でつながっているような、そんな統一感がありました。
店内にはたくさんのマダムがお買い物をされていましたが、皆さんヨーガンレールの洋服をとても素敵に着ておられました。ほとんどの方が50歳以上だったと思うのだけど、年を重ねたからこそできる着こなしや似合う服というのがあるんだなあとつくづく感じました。そういえば、美術館でもギャルソンの服を素敵に着ている白髪の女性を見かけたな〜。私もあんな風に年を重ねられるといいのだけど。



お昼は清澄白河にある「Sacra Cafe」というオーガニックカフェで。
小さなお店だけど、居心地もよくランチもとても美味しかったです。この日は、減農薬のカボチャとミートボールのグラタンがメインのランチをいただきました。一人でもゆっくりくつろげる、静かなカフェ。家の近くにこんなお店が欲しいなぁといつも思います。ありそうでないのですよねぇ、こういうお店。





お腹もふくれて午後からは下北沢の「fog」に寄ったり(ここも大好き。リネンのクロスやら靴下やらストールやらニット帽やら、もう欲しいものがたくさんあってついつい財布の紐がゆるんでしまう。)「Maison romi-unie」でジャムやシロップを買ったりしながら、最後は「夏椿」まで行きました。写真は「夏椿」さん。静かな住宅街の古い一軒家をお庭も含めてお店にされている、素敵なところでした。伊藤聡信さんや井山三希子さん、それから市川孝さんといった作家さんの器の数々が、普段の暮らしの中で自然に溶け込んでいるように並んでいました。いいな〜、なんか落ち着くなぁ〜という感じ。ちょっと場所が最寄駅から遠いのが残念なのだけど、それもまたいいのかな。



夜は知り合いに江戸前寿司をご馳走になりました。お店は美味しいと評判の「鮨てる」さん。初めて本場で食べた江戸前寿司!すばらしかったあー。お鮨ってこうなんだね、これがお鮨なんだねと、感動。またいつか絶対行く!!本当に美味しかった!感謝です。

気がつけば11月。今年も残すところ2ヶ月になりましたね。
ここまできたら早く新年になってほしいと思うのだけど、年内に終わらせないといけない仕事がどっぷり残っているし、まだまだ先が長いのが現実。なので、ここ最近は来年のカレンダーを買ったり、ほぼ日手帳のカバーを新調したり(もう使い始めて4年)、ワンピースを買ったり(これは関係ないか)ブーツ・・・(これも関係ないけど)を買おうとお店を回ったりしながら新年に向けての準備を楽しんでいます。ちょっとまだ気が早いのではないかい?と思われそうですが、皆さん、あっ!という間ですよ〜。
Travel in Tokyo 18:57 comments(0)
東京旅行(1)

10月の初めに5年ぶりの東京へ、これまた5年ぶりの新幹線で行ってきました。
新幹線ってなぜか興奮してしまうのは私だけなのかわからないけど、とにかく乗り込んだ途端に富士山はいつ見えるん?今どの辺やろ?とビジネスマンに混じって一人そわそわ。楽しい旅の始まりです。



と、そわそわしている合間に気がついたら東京。はやっ。
でも、富士山は見逃さずに見ることができました。やったー!!少し雲がかかっていますが、それもなんとなく富士山らしくて良かったです。



東京駅に着いたのがちょうどお昼だったので、まずは東京駅の駅ナカでお昼ご飯。
仙台の「利久」というお店で牛タン定食をいただきました。
有名な人気店らしく、私たちが行くとすでに行列。その後もどんどんと列が増えていましたよ。お味は普段こっちで食べる牛タン(もちろん焼肉屋さんで食べるやつ)とはまた違った美味しさがありました。仙台って牛タンが名物なのですね。ちなみに写真の奥に見える白いハムみたいなやつは、牛タンのテリーヌです。



こちらは今回の宿泊先、水道橋にある「庭のホテル」。
名前の通りエントランスへ続くアプローチには色んな木々が植えられていて、気持ちのいい素敵なホテルでした。お値段も良心的なのでお勧めです。

ホテルに荷物を置いて仕事をしに行く夫と別れ、ここからは一人で東京散策。
行きたいと思っていたお店や企画展をMyMap+(アプリですよ)に詰め込んでアイフォン片手に出発です。



こちらは「ラ・ロンダジル」。
神楽坂にあるお店ですが、前回お邪魔した時とは場所を移転されていたので楽しみにしていました。新しいお店は古い一軒家でなんとなく懐かしい匂いがする静かなギャラリーショップになっていました。
ちょうどガラス作家の木下宝さんと金工作家の坂野友紀さんの二人展が開催されていたのでゆっくり拝見。どちらもシンプルなデザインなのにすぅっと引き込まれる魅力がありました。



お次は大好きな恵比寿の「イコッカ」。たぶん、東京の中で一番好き。
お店の空気感や店主福地さんの気さくさはいつ行っても変わらず私に心地良さを与えてくれます。それでいて、そこにはいつも新鮮さがあって新しい何かを毎回発見して帰ることができるのです。



今回は「九州展」が開催されていました。箒に器、食品に木工まで九州の作家さんのものがずらりと並んでいました。ほしいものがたくさんありすぎて困っている私に、福地さんは丁寧にそれぞれの魅力を語ってくださりました。やっぱり、お店の雰囲気とか流れる空気というのはそこに居る人そのものなんだなと改めて感じます。
これからもずっと変わらないで居てほしい場所のひとつです。



休憩はこちらも大好きな原宿の「annon cook」で。
慣れた京都で一人お茶するのも得意ではないのに、ましてや東京でというのは私にとってはなかなかの試練なのですが、こちらはそんな私も気軽に入れるカフェの一つ。
安心して長居できるのでついつい寄ってしまいます。



本当はかぼちゃのロールケーキがお気に入りなのだけど、この日は売り切れ。
なので、バナナのケーキをいただきました。
牛タン定食をしっかり食べたのにまたこんなの食べてる〜と言われそうですが、たくさん歩いているし緊張もつねに(特に電車の乗り換えとかね)しているので意外とお腹はすいてしまうものなのですよ。



こちらも東京に行ったら必ず寄る「サンク」。
ビルの5階にある小さなお店なのだけど、北欧のものと日本のものが上手に組み合わさってディスプレイされている店内は参考になるものばかり。
今回も目を見開いてじっくり楽しみました。
ちなみに「サンク吉祥寺店」にも寄りましたが、私は原宿店の方が好きだな〜。



こちらはdosaの洋服からヴィンテージの器まで色々そろう表参道「QUICO」。
建物もなかなか面白いデザインです。dosaの洋服がずらりと並ぶ店内は洋服好きにはたまりません。



この日は堀井和子さんの「朝食+テーブル展」の最終日でした。
朝食をテーマに堀井さんらしいコーディネートが紹介されていました。
堀井さんが企画したプレートやガラスの器もありましたよ。

この後「ZAKKA」や「mina perhonen piece,toyo」などをうろうろしました。
なんだか一日だけでもけっこう満足なのだけど、私のmy map+にはまだまだ行きたい所が詰め込んであってとても一日では足りません。
というわけで、続きはまたのお楽しみ〜〜。



そうそう、この日の夜は水道橋の居酒屋「加賀屋」で初ホッピーと焼きトンを満喫。
東京へ行ったら必ず飲んで食べてみたいと二人で話していたのです。
こっちではなかなかお目にかかれないビールのようでビールでないホッピー。
なんとも不思議な感じでした。なぜ関西ではほとんど見かけないのでしょうねぇ。



こっちは焼きトン。焼き鳥とのれんがかかっても出てくるのは焼きトン・・・。これまたこっちではまだまだ少ないから不思議です。新幹線で2時間程度の距離なのに、こんなに食文化も違うなんて、なんだか面白いですねぇ。まだまだ知らない食べ物があるんだろうか。

Travel in Tokyo 16:01 comments(0)
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